
ラオスの国花、チャムパー(プルメリア)の花。国営ラオス航空の機体にもチャムパーの花と葉をイラスト化したシンボルマークが描かれている。「チャムパーの花」というラオスの代表的な歌もあり、また人名にも付けられている。 |
他の東南アジアの首都であるバンコク、クアラルンプール、ジャカルタのような高層ビル群はないが、官庁やホテルなどに代表される適度な高さの近代的な建物が立ち並ぶ。そして、その中に伝統的な様式の寺院や昔ながらのこざっぱりした家々が混在している。だが、いずれもきちんと整備されており、雑然とした感じはない。観光客向けのホテルやレストランなどには、フランス風のおしゃれな店もあるし、公園の木々も手入れが行き届いている。また、早朝、店や家の前をほうきで掃除する女性の姿もあちこちに見られ、道にゴミも落ちていない。
シンガポールは罰金を課すことよって街の美化を奨励している。シンガポールを訪れたマレーシア人に、"How's Singapore?(シンガポールはどう?)" と聞いたら、"Everything is fine.(すべて順調=罰金だよ)"というジョークが返って来るほど、道にゴミを捨てても罰金、トイレの水を流さなくても罰金、庭に水をやらなくても罰金…など罰金の国で有名だ。そこで、なぜこんなにビエンチャンの街がきれいなのか不思議に思い、「仏教の教えの影響なのか?」とラオス人に聞いてみた。そうしたら、政府が、町の景観や住民の服装などの風紀が乱れないように、模範となる町を表彰しているとのこと。市長や町長たちが、自分の名誉のために表彰されたくて、住民を取り締まっているのが理由らしい。 |