COCO PALMのラオス旅行記
☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆―――☆
Coco Palm's Travel Report
HOMEムー先生のサバイディー(こんにちは)!ラオスのお正月リポート COCO PALMのラオス旅行記 
NATSUKO in ラオス
 
ラオス語講座ラオス語翻訳・通訳ラオス行き格安航空券ラオス旅行情報ラオス関連コラム

Vol. 3  ラオス料理(麺類編)


 「ラオス料理を食べたことがありますか?」と聞かれて、「食べたことがあります」と答える日本人は少ないのではないかと思う。

 日本ですでに多くのレストランがあり、インスタント麺やレトルト食品でも手軽に現地の味が楽しめるラオス隣国のタイやベトナムの料理。しかし、残念ながら、日本では「ラオス料理として」食べる機会はあまりない。ここで「ラオス料理を」ではなく、「ラオス料理として」と書いたのは訳がある。なぜなら、知らず知らずのうちに、すでにラオス料理を食べている日本人が多いからだ。ラオス料理にはどんなものがあるかを具体的に挙げてみるとわかるが、意外にも「タイの東北料理」や「ベトナム料理」と共通のメニューがたくさんあることがわかる。

カオ・ピアック・セン(ラオス風米麺)の屋台。


カオ・ピアック・セン(ラオス風米麺)と揚げパン。日本のラーメンよりどんぶりは小ぶりなので、小腹がすいた時にもサッと食べられる。揚げパンは米俵が2つ横につながったような形状。多すぎるなら、友達同士で分け合って半分ずつ入れてもOK。
 タイの東北料理であるソム・タム(青いパパイアのサラダ)はラオスではタム・マック・フン、ガイ・ヤーン(ローストチキン)はガイ・ピン、ベトナムの生春巻きはヨー・カオ、揚春巻きはヨー・チュン、フォー(麺)はフーと呼ばれ、ラオスでもポピュラーな料理だ。これらの料理なら、名前を聞いたことがあったり、食べたことのある日本人はたくさんいるだろう。

 もちろん、共通のメニューと言っても、食材や味付けなどは国や地方によって若干異なることは想像できるが、それほど大きな違いはないように思える。

 東京の渋谷にあるラオス人経営のタイ料理店では、ラオス料理も作ることができるので、在日ラオス人は事前にお願いしてラオス料理を出してもらっているようだ。また、ラオスに行くと、タイ人、ベトナム人とその2世も少なからずいて、実際、家ではベトナム語、職場では英語、日常生活はラオス語というベトナム系2世のラオス人にも会った。当然、その家庭では食生活もベトナム料理を多く取り入れているとのことだった。このように、ラオスと国境を接しているタイの東北地方、ベトナムとラオスの料理に共通メニューが多いのは、ごく自然なことだろう。


 では、ラオス料理の全体像がだいたいイメージできたところで、今回は、麺類に絞って代表的なラオス料理を紹介しよう。

 まずは、ラオスの朝やお昼の定番料理のカオ・ピアック・セン(ラオス風米麺)と揚げパン。好みで入れる揚げパンは、備え付けのはさみで一口大に切って麺と一緒にいただく。鶏のダシがきいた半透明のスープは塩味で、見た目同様、あっさりしている。お勘定は食後で、揚げパンは何個食べたかを自己申告して支払う。

麺のトッピングとしては、レタスやモヤシなどの生野菜を別途注文し、それらを麺の中に入れて食べている人もいる。


ラオプラザホテル付近の人気店のカオ・ピアック・セン(ラオス風米麺)。
 写真左のカオ・ピアック・センは、上の写真のものとはスープが少し異なる。茶色がかっているスープの味付けに何が入っているのかはわからなかった。ただ、ネギやパクチーなどの香草と小さく切った焼豚のようなものがトッピングされていたところを見ると、この店のカオ・ピアック・センは豚骨スープかもしれない。好みで、麺と一緒に出されるくし型に切ったライムを絞ると、酸味が増してさわやかだ。

 昼休みともなると、OLやビジネスマンたちが会社近くのカオ・ピアック・センの屋台に集まって、おしゃべりをしながら食事をしている光景があちこちで見られる。

 写真右は、カオ・プン(ラオス風そうめん)。これもラオスの代表的な麺料理の1つ。これは、屋台ではなく、ラオス人家庭を訪問した際の夕食時に撮った写真。屋台では、通常、1人分ずつ出されるが、家庭、レストラン、パーティーなど、大勢で一緒に食事するような場合は、ご飯と大皿に盛られた数種類のおかずが出る。それを各自が好きなだけ自分の取り皿に取り分けて食べるといった食べ方が一般的だ。

  このカオ・プンの食べ方だが、どんぶりに右下の麺を好きなだけ取り、左下のキャベツの千切り、モヤシ、香草などの生野菜をその上に載せてから、上の赤い色のスープをかけてからいただく。赤いスープの色が、一見してタイ料理のトム・ヤム・クン(エビの酸っぱくて辛いスープ)を連想させるが、食べてみると辛さは全くない。

 ラオスには辛い料理もあるが、タイ料理に比べて激辛は少ないので、辛いのが苦手な人でも安心してラオス料理を楽しめるだろう。逆に辛いのが好きな人は、テーブルに備え付けられた辛味調味料を好きなだけ足してから食べればよい。特に麺類は、どれも日本人好みの味なので、旅の途中で、ラオス人がたむろしている屋台を見つけたら、ぜひ立ち寄ってみたらどうだろう。さっぱりしていて、毎日食べても飽きないし、暑さで体力が落ちている時でも、のど越し良くスルスルッと食べられる。

カオ・プン(ラオス風そうめん)。スープの色が赤いので辛そうに見えるが、実際はマイルドな味。

 「Vol. 4 ラオス料理(名物料理編)」に続く。


INJ HOME    INDONESIA   MALAYSIA    THAILAND    CAMBODIA    LAOS