
ラオス、ワンタオ村の風景。左側のカサの下で蜂蜜などを売っている。左側の女性が手にしているのはサトウキビ。サトウキビの茎をそのままかじって、中の蜜を吸って食べる。 |
好奇心にかられながら少し先に進むと、蜂蜜売りのおばさんが座っていた。とはいっても、日本のスーパーマーケットのように、出来合いのビン入り蜂蜜を売っているのではない。どこからか採ってきたばかりの蜂の巣を丸ごと絞り、したたる蜂蜜をその場でビンに詰めていたのだ。まさに、採れたての蜂蜜である。私は、その光景を見てさらにワクワクしてきた。そのおばさんは見るからにふくよかで、日頃から蜂蜜を食べているせいか、でっぷりとした貫禄のある体型をしていた。私はその蜂蜜売りにとても親しみを感じたので、そのおばさんの仕事ぶりをしばらく見てみることにした。
蜂の巣にはまだ何匹もの生きた蜂が張り付いている。しかし、それをものともせずに、ビニール手袋をはめた両手で蜂の巣をギュッとつかむと、したたる蜂蜜をバケツに絞り込み、それをビンに流し込んでいた。
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